この夢を貘にあげる

不安でしんどい

心臓が煩い

 

頭痛い

 

死ぬ夢が昔は怖かった

高い所が怖いから

刺されるのは痛いから

首吊りは苦しいから

 

轢かれたり落ちたり刺されたり

色んな死に方をする

その苦しみや恐怖の度

あぁまだ自分は生きてるんだって

目覚めて落胆する

 

死ぬ恐怖は一回でいいと思う

そうやって私が死の恐怖に怯えて死ねないように悪夢を毎日見せるのか

それとも慣れさせて現実か夢かわからないほどの錯覚をもって死へと導くのかどちらなんだろう

世界は味方してくれているのだろうか

それとも敵で、ただ悪戯に私を苦しめているだけだろうか

神様に貴方の側に生きたいと祈れば心を奪ってくれるだろうか

 

心を静かに蝕んでいる

叫んでも言葉にしても誰にも救えない痛みが私をずっと苦しめてきて、とうの昔に限界を迎えていたのにひび割れた器に水を注ぎ続け、水は溢れて器はバラバラになった

何度もその器の欠片をかき集めて補強し続けてきたけれど、かき集める気力は無くなって、欠片は水に流されてどこかに行ってしまった

それからはもうどうしようもなくなって

死にたいと叫び続ける抜け殻になった

何の気力も起きない

 

ただ私が死んだ時に誰のせいでもないと伝えるために心情を書き残しているだけ

ずっと死にたがっていた事実が明らかになっても、ただ私が自分の限界を知って、心の弱さに勝てなかっただけだから誰のせいでもないし、誰にも止められなかっただろうし、私自身でさえも救えなかっただろう

質素な食事も嫌いじゃないし、穏やかに過ぎる日々に何の不満があるだろう

私は私が生きていることがストレスでならない

だから生きていることによってストレスは肥大して積み重なって行き場のない苦しみが私の精神的苦痛を体現する

眠れない食べれない動けない

きっとそれらは序章に過ぎないだろう

二十歳には死にたいと母と約束したが、もう四年も多く生きてしまっている

限界だとか苦痛だとか喚くのは当然だろう

本当に頑張って生きた

どうか悲しまないで欲しい

私はまだ生きているけれど、いつかは必ず死ぬ

それが突然死か、病死か、寿命かなんだかは知らないが、きっとそれは悲しいことじゃない

 

今は眠れない夜をどう乗り越えればいいだろうかと考えている

つらくて苦しい長い夜を今日もまた泣きながら、静かに時の流れに従っている

私は今日も生きている

 

心臓が痛い、苦しい

悪夢でも、悪魔でもいいから

私を喰ってくれないか

 

怖い夢ばっかり

痛くて苦しい夢ばっかり

毎日毎日、覚醒してからもよく覚えている

死ねない落胆と、死の恐怖と

両方に怯えて苦しめられる

 

明日も明後日も

 

私は死にたいと叫んでいる