謝罪の贖罪で冷静スープ

枕も布団もない。

 

畳の上で毛布一枚を羽織って丸まっている。

 

そのまま横たわって天井を眺めると、微かに照らす黄色い光すらなくて、ただ真っ暗な部屋で静けさが私に味方する。

 

不思議と不安や恐怖はない。

 

ただ寒いし、硬いし、冷たい。

寒さは眠気を誘う。

 

このまま、あの世にいけたなら。