すし詰め電車

我先に乗り込む人々。

我先に我先に我先に…。

都会の人の多さを想像したらまだマシなのだろうけれど、田舎でこれじゃもうどうしようもない。

老人が荷物を持って立っていようと、

椅子で横になったまま占領して寝ている人。

我先に…と走り出す人々は老人を押しのける。

老人が転ぼうとも御構いなし。

あまりの常識の無さにため息すら出ない。

だから和駅は嫌いなんだ…。

帰りたい…。